• 自然の中に出かけるときは
  • 野外観察、自然体験ガイド
  • 小地学事典
  • 那加市立図書館蔵書
  • 参考資料
  • 日独自然保護研究会

出かける前に準備すること

  • 野外観察に行くことになったら、あらかじめ、野外観察の場所/施設(しせつ)やテーマをよく理解しておきます。
  • 出かける場所/施設について本ホームページなどで調べ、知識や視点(してん)を深めます。
  • テーマに関心や興味を持ち、何を学ぶのか、なぜ学ぶのかを整理します。
  • 当日の観察内容を思い描きながら、具体的(ぐたいてき)な学習計画を立てます。計画の詳細は、「学習計画シート」にまとめておきます。観察は、学習計画のもとづいて実践(じっせん)します。「学習計画シート」とその記入例を別紙に示します。
  • 服装や携行品(けいこうひん)の確認をします。

野外に持っていくとよいもの

野外に出かける前に、引率(いんそつ)の先生や保健室担当の先生ともよく相談し、持っていくものや量を決めます。


  • 観察や記録の道具
    小さなバケツ、バット、虫かご程度の透明容器(とうめいようき)、金魚網、箱メガネ、虫メガネ、割りばし(初めて見る生き物は、さわっても大丈夫かどうかわかりません。そんな時は、割りばしが使えます。)、巻き尺、軍手など、観察や記録の道具は目的に応じて用意してください。
  • 服装
    野外観察に合った服装と履物(はきもの)で、楽しい時間を過ごしましょう。風通しの良い長袖、長ズボン(日焼けと怪我の防止)が基本。はき慣れた運動靴か長靴。
  • 水筒に水
    水分補給のための水筒を持っていきましょう。観察途中でも、こまめに定期的に水分補給をしましょう。また、水を持っていると、水場の無い山道や川辺で、けがをしたときには傷口を洗うことができて役立ちます。
  • ビニール袋
    思いがけない雨に出会ったときは、大きなゴミ袋の底に頭の出る穴をあけるだけでポンチョになります。また、荷物を丸ごとすっぽり入れてしまうこともできます。ドングリや石ころなど自然のお土産を入れるときにも必要です。
  • その他、タオル、ティシュペーパー、雨具、着替え、(季節によって)防寒着、つばのある帽子、かゆみ止め、消毒薬、虫よけスプレー、新聞紙、懐中電灯(かいちゅうでんとう)(夜間)などを用意しましょう。

観察のポイント

  • みなさんが心を寄せれば、自然はいろいろなことを教えてくれます。みなさんがじかに感じられる手ざわり、音、香り…。何よりもわたしたちと一緒に生きている草、木、生き物と直接交流(こうりゅう)する以上に素晴らしいことはありません。野外に出て、何か新しい「もの」が見えたでしょうか。科学的なものの見方がわかってくると、自然のしくみや生き物のくらしがおのずと見えてきます。
  • からだのあちこちの感覚・五感(ごかん)を使って、自然のいろいろな様子をさぐろう。五感をとおして自然にふれることで、自然に親しみ、さまざまな観察法を身につけることができます。体感することで、より一層自然を身近に感じられるようになります。

以下は、五感を使って観察できる主な自然の例です。


五感を使った自然の観察

「留意点」

    ・味覚については、勝手に試さず、必ず先生や引率の人に確かめる。

    ・触覚で試すさいに、トゲやささくれなどでけがをしないよう注意を払う。

    ・においは、葉や茎をもむもとよく出ます。

    ・野鳥の鳴き声や昆虫を観察するときは、大声を出して驚かさないよう気をつける。


  • 観察のマナーとして、生き物の観察はその場で行い、観察が終わったら、採集した生き物はもとの場所に戻しましょう。むやみに植物や動物を採集しないこと。また動物を驚かしたり、危険を加えたり、食べ物を与えたりしないこと。
  • 生き物の生息環境(せいそくかんきょう)はなるべく攪乱(かくらん)しないようにする。たとえば、観察のためにひっくり返した石などはそっと元の場所に戻しましょう。
  • 自然観察会では、必ずテーマがあります。野外では、ただ漫然(まんぜん)と観察するのではなく、テーマにそって観察すると高い学習効果が得られます。
  • ごみは必ず持ち帰ること。

野外観察が終わったら

学習活動によってどのようなことを学んだのか、新しくどんなことに関心を持ったのか、反省点(はんせいてん)はどこかなど、活動内容を評価し、「ふりかえりシート」にまとめます。「ふりかえりシート」の内容は、つぎの活動に活かします。

野外観察が終わったら

野外へ出かけると、たとえば、滑る、転ぶ、よじ登る、飛び降りる、水の強さを知る(川の流れ)など、危険はつきものです。みなさんのまわりから危険を取り除くには限度があります。自分の身は自分で守れるように、日常の体験の中から少しずつ身につけていくしかないのです。危険な場所や危険なこと/ものを学び、注意しましょう。危ないからダメとでなく、何かあったらとそうてい想定して対処のし方も学びましょう。
 自分の安全だけでなく、遊ぶ相手(友達や生き物)を傷つけないことも大事なことです。すぐに手を出してはいけない動物や植物については、先生のお話しや専門書などを参考にして、知っておきましょう。

危険な生物

危険だからといって無暗(むやみ)に怖がったり、嫌悪(けんお)したりするのでなく、危険を避けるじょうずな付合い方を身につけ、自然の中に出かけるからにはすべての生物の存在を尊重(そんちょう)する態度(たいど)を持ちたいものです。その上でも、危険な生物についての正しい知識をまず学びましょう。

ハチと出会ったら

以上は、一部、(財)日本自然保護協会刊のフィールドガイドシリーズ”小さな自然観察-子どもと楽しむ身近な自然-”を参考にしました。