伝説に「昔この地に松の大木あり。その高さは90丈(約270m)、毎年一羽の大鳥が巣を作っていました。
この鳥が西南の方から白いお札をくわえてきたので、村人は不思議に思って神官(しんかん)に祈祷してもらったところ、武蔵野国の天日鷲の神であった」というので、鷲神社を創設したといわれています。時は807年であるといわれています。この伝説から、鴻巣の地名も生まれました。
鷲神社で観察・体験できること
巨木、樹木
スギ(推定樹齢:約500年 樹高:約23m 目通幹周囲:5.2m 根回り:6.3m)
ウワミズザクラ(市指定天然記念物。花が穂のような形に密生する変わったサクラで4月末以降にかいかする)。
ほかに、スギ、サカキ、ヤマユリ、サクラ、アカガシ、ナツツバキ、ヒサカキ、ウツミズザクラ。
学習の狙いと内容
- 神社の四季
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しき地ないで、発夏秋冬における動植物をさがし表現する。
- 地域とのつながりを感じよう
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巨木は地域の生活とどうつながってきたか話し合う。
- 樹木を使ったネイチャーゲーム
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木のこどう。わたしの木。自然へのインタビュー。木こりの親方。他
同時に学習できる文化財など
カヤの輪くぐり、比丘尼街道(※)
カヤは延命長寿の草ともされている。カヤの輪の起源については、「日本食」や「備後風土記」に出ている。毎年6月30日。
(※)比丘尼街道:比丘尼街道の起点、比丘尼の住まいは宝幢院慧眼寺近くにあった。