桂木稲荷神社の創立年代は不詳。現在の社殿(しゃでん)は1970年の建立。
巨木(ムクノキ)は、1086年八幡太郎義家(源義家)が奥州遠征の途中、この社に戦勝を祈願したおり、持参した鞭(むち)を境内の土に突き刺したものが根づいた、伝えられています。
旧11月15日に甘酒当家といわれる秋季例祭があります。農作物の豊かな収穫を神に感謝する神事です。
桂木稲荷神社で観察・体験できること
巨木(ムクノキ)、樹木
ムクノキ(ニレ科植物、ムクノキ生育の北限、樹齢約880年、樹高約30m、目通り幹周囲7.25m、枝張り東西約17m、南北約17m、県指定天然記念物)。他に、カヤ、イヌガヤ、サカキ、ヒサカキ。
桂木稲荷神社は静のムクノキが境内にある小さなお堂の神社です。
学習の狙いと内容
- 巨木と地域とのつながりを感じよう
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巨木は地域のひとびとの生活とどうつながってきたか話し合う。
- 神社の四季
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しき地内で、発夏秋冬における動植物の生息の様子をさがし表現する。
- 落ち葉集め
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木の葉や木の実でおもちゃやアクセサリーをつくる。
- 樹木を使ったネイチャーゲーム
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木のこどう。わたしの木。自然へのインタビュー。木こりの親方。他
権現塚古墳(市指定文化財)、弘願寺/滝見観音図(県指定文化財)、くすぐり地蔵
権現塚古墳
縄文中期から後期の土器が出土した古墳。5世紀末ごろに築造された8つの古墳の一つであり、市内唯一の前方後円墳。古墳名は、権現塚古墳(新宿古墳群5号墳)。推定規模は全長50㎡、後円部径30m、同高4m、前方部幅30m、同高4.5m。
後円部に自然石積の横穴式石室があり、玄室は長さ3m、幅1.4mの長方形、また周濠の存在が認められている。東古墳の南西800mの所に静神社があり、被葬者は祭人と深い関係があったのではないかと考えられている。所在地:静字新宿前外(静835)
くすぐり地蔵
病める箇所をお地蔵様にあてて、くすぐりながら治癒を祈ると、身代わりになってくれるというお地蔵さま。
弘願寺
1362~1368年に佐竹氏によって建立された静神社の神宮寺。1667年水戸光圀が静神社を修造したさいに神社境内から現在地に移された。金剛般若羅密教版木は、中世出版印刷事業の存在を示すもので、当時の瓜連地域の学術文化水準の高さを示している。