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沖積低地と自然堤防

施設名 沖積低地(ちゅうせきていち)と自然堤防(しぜんていぼう)
所在地 門部字下川原地区
写真は、県道62号線と県道104号線分岐点付近から撮影。
奥が自然堤防上の下河原集落、手前が後背湿地上の水田。
コメント特記事項 自然堤防について
洪水(こうずい)で多くの土砂を押し流している川の水が通常の流路から溢れ出すと、それまでの流路の幅の制限がなくなり水深が急に浅くなるために流速が急減する。そのために川の流れは急速に運搬力(うんぱんりょく)を失い、運べなくなった土砂が溢れ出した流路の両岸に堆積する。洪水が治まると川の流れは通常の流路に戻るが両岸の堆積物は取り残され、これが繰り返されることによって微高地(びこうち)が形成される。このように氾濫原において河川の流路に沿って形成される微高地を自然堤防という。洪水を繰り返す河川の下流部で発達する。
自然堤防の背後には水はけの悪い土地ができる。これを後背湿地(こうはいしっち)という。後背湿地は水田に利用されている。
観察、体験できること

沖積低地、自然堤防

沖積低地とは、第四紀沖積世時代、すなわち約1万年前、から現在までに、河川水や海水の作用によって形成された沖積層からなる低地である。沖積層は、れき、砂、粘土から構成される。
沖積低地のおもな分布は、北縁(ほくえん)の久慈川下流と、南西縁(なんせいえん)の那珂川下流の地域である。久慈川の沖積低地は、久慈川右岸(南側)の門部、北酒井出、額田北郷、額田東郷や本米崎などの水田地帯に発達している。沖積低地には、自然堤防、河道(かどう)の跡(あと)などの微地形(びちけい)が発達している。自然堤防上には、門部圷、下川原や四堰などの集落が発達している。

学習の狙いと内容
沖積層の成り立ち 久慈川沿岸の低地に堆積した第四系沖積層がどのような経緯でできていったか学ぶ。
自然堤防の成り立ち 自然堤防ができる仕組みについて学ぶ。
自然堤防の利用について
学ぼう
自然堤防には昔から集落ができている。その理由を調べる。
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