引田層

引田層

引田層は、砂層・れき層とシルト層から構成されています。
引田層の下には、2段の埋没段丘れき層として、約40万年前の「古徳れき層」と「新町れき層」が埋没(まいぼつ)しています。
この2段の埋没段丘のれき層および引田層の基底(きてい)れき層の「れき」は、八溝(やみぞ)山地を構成する中世代の砂岩、頁岩を主としています。

引田層 アクセス・周辺情報
  • 連絡先:(株)松井建設本社 瓜連13-1
  • TEL 296-0046(許可が必要)

ページトップの写真は常陸大宮市小場の(株)松井建設木場工場内の砕石採掘場にある引田層の巨大露頭。砕石採掘場入り口付近から観察できる。

引田層のれき

引田層で観察・体験できること

露頭(引田層)

引田層は、第四紀洪積世中期の地層である。この地層は、約30万年前もの大昔のもので、新第三系の泥岩が削られた谷を埋めてできた旧久慈川の河川堆積物(河谷堆積層)である。
引田層は、大宮町の引田付近を模式地として命名された地層で、瓜連丘陵にのみ分布が見られる。

学習の狙いと内容

引田層の成り立ち

引田層の構成物などを手がかりに引田層がどのようにしてできたかを学ぶ。

那珂台地の成り立ちを学ぼう

わたしたちの住んでいる那珂台地の成り立ちや地質について調べる。